ガードテクニカは探偵ではございません。ご注意下さい。

携帯電話の盗聴 クローン携帯は

 これまで、このサイトでは携帯電話は盗聴に対して比較的安全と述べてきましたが、現在の携帯電話の盗聴事情について述べていきます。
 2002年に韓国で携帯電話が盗聴されていると騒ぎになりました。ちなみに韓国ではCDMA方式を採用してます。
 盗聴騒ぎが、世界的に広がりドイツの連邦警察が携帯電話を盗聴していることを発表。
しかし、ドイツではGSM方式を採用しています。ドイツの警察が解読盗聴しているのはGSM方式でCDMAでは有りません。
このGSM方式は世界160ヶ国で採用され世界標準になっています。
日本では国際通話ができる携帯電話に採用されています(ドコモとJホン)。
 最も有名な盗聴システムがアメリカのエシュロンです。9.11同時多発テロで一気に有名になりました。
このシステムは全世界の衛星通信を用いる電話、E-メール、FAXを受信し保存検索を行うものです。
 このように、世界の軍や公安機関では携帯電話の盗聴は可能になっています。
日本での公安機関の盗聴に関しては通信傍受法関係のサイトをご覧下さい。

 ここで、問題になるのは民間で受信し聞けるかという事です。
かつては携帯電話もPHSもアナログ電波で受信機さえあれば聞き放題でした。
デジタル電波に移行してまったく聞くことはできなくなっています。
 それが一変したのが、PHSに関して2003年2月号のラジオライフ誌での受信できたとの報道でした。
これまで、デジタル通話のスクランブル解読には大きな部屋一杯の設備が必要と思われていました。
しかし、ラジオライフ誌で紹介されたスクランブル解読機器は上から見てA5版より少し大きめ厚さが5cm足らずと小さなものでした。
これでPHSのNTT、DDI、アステルに対応しているそうです。
実証実験では確実性は無いもののスクランブル解読に成功し音声を聞くことができたそうです。
ちなみに販売はされていません。

 今現在、携帯電話の盗聴、携帯メールの盗聴ができたとの情報は有りませんが、地下において警察無線のデジタル無線の解読傍受(受信機とデジタル解読用パソコンソフト一式で200万円で販売されているらしい)が行われているように、携帯が絶対安全とは言い切れないでしょう。
 これが、これまでこのサイトで携帯電話は比較的安全と、比較的を付けていた理由です。

追加情報です。
アメリカのDPL社がCDMA方式の携帯電話盗聴装置を販売しています。
個人には販売されず、世界各国の公的機関にしか販売はされません。
日本国内に出荷されたとの情報は有りません。
DPL社と同業のアメリカのセキュリティ用品トップメーカーのCSS社が韓国に売り込みをかけたが、納入されたかどうかは不明です。
なお、CSS社が南米のコロンビアに同様の携帯電話盗聴装置を輸出しようとした所を摘発を受けた事が韓国で報道されています。
日本では「盗聴法」で警察などの公的機関が盗聴をする場合の規定が決まっており、電波傍受式の携帯電話盗聴装置は使用が出来ない事になっています。

 携帯電話が盗聴されているように感じる。という人は多くおられます。
そのほとんどは身の回りや近くに盗聴器が仕掛けられているのが、ほとんどです。
電話をしている時のこちらの声やメールをしている時の独り言が盗聴器に拾われ流れている。
それを聞き続けている人には、こちらだけの声で会話の意味がわかってしまったりします。
携帯電話が盗聴されていると感じている方は、まず身の回りの盗聴器チェックを行って下さい。
2003年10月1日付け追加情報クローン携帯
9月24日のYahooNEWSに携帯電話は盗聴可能との報道が有りました。
出所は韓国ですが、コピーされた携帯電話で基地局の20m以内に接近すれば、盗聴ができたとの事です。
携帯電話のコピー方法は一部の雑誌で紹介をされており、危険性は大きいと言えます。

2003年10月5日付け追加情報
9月24日付け朝鮮日報の記事で、クローン携帯電話でのメール盗聴可能との報告が有りました。
上記の10月1日の追加情報との関連情報になります。
なお、auも似た通信形式ですので注意が必要です。
これを防ぐには、クローンを作らせない事です。携帯電話を肌身離さず持って置く。
絶対に人に預けるような事はしない事です。
すでに、クローンが作られている恐れが有る方は、機種変更か解約を行って下さい。
電話番号とアドレスも変更をした方が安全でしょう。

2003年10月8日付け追加情報
国内でも携帯電話のコピー機が発売されています。インターネットでも販売されてます。
これ1台でクローン携帯がいくらでも作られてしまいます。
また、クローン携帯製作用のソフトを掲載しているサイトも有ります。
製作されたクローン携帯でメールは盗聴をされてしまいます。

これまで、ガードテクニカの携帯電話盗聴の見解は、盗聴されるかもしれないでした。
この見解を「メールに関しては盗聴をされる」に変更をします。

また、市販されているグッズの中に携帯電話のデータのバックアップを取る為の機械が有ります。
これを携帯電話のお尻につなげると5分足らずで、保存されているメール全文、写真、アドレス帳、発信データ、保存しているサイトなどが、抜き取られます。
ちょっとした時間だからと携帯電話を人前に放置すると、大事なデータが全てコピーをされるのです。
携帯電話の管理には十分に気を付ける必要が有るでしょう。

2003年10月30日付け追加情報
クローン携帯電話の製造法に付いての情報です。
携帯電話は基地局との間で、位置情報のパケット通信を、都度行っています。
この情報通信を特殊な受信機と解析器で受信し電話番号とIDを盗るというものです。
これを自分の携帯に書き込みクローンを作るという情報が有ります。
また、得られた電話番号とIDで次々と自分の携帯の電話番号とIDを書き換えていく
カメレオン携帯という物も存在するようです。
クローン対策の新項目が増えています。
こちらをご覧下さいクローン携帯電話対策

2004年1月5日付け追加情報
古い情報で恐縮ですが、ブラジルの新聞に上記カメレオン携帯への注意が発表されています。
ブラジルのニッケイ新聞のサイトで記事は「ジアーリオ・デ・サンパウロ紙」からの引用です。

以下は、ニッケイ新聞サイトより引用 2003年2月7日付け掲載分
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■携帯電話の「クローン」=情報盗まれ被害続出
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2月7日(金)

 【ジアーリオ・デ・サンパウロ紙】携帯電話の「クローン」が企業や個人使用者を狙っている。
電話業界の報告によると、クローン電話による被害は、サンパウロ州の二大携帯電話会社、テレスピセルラーとBCPで、年間四千四百万レアルに上るという。
 電話の偽造業者は主に空港周辺で暗躍している。
空港到着直後は通話が多く、携帯から電話会社に接続する時に業者は携帯電話の情報を盗む。
クローンの対象となるのは、TDMAとCDMA方式を採用している機種。
GSMを使った新しいタイプは今のところ偽造の心配がない。
携帯電話各社は日々監視を行っており、通話記録に、決まった場所、特に外国への通話が頻繁に行われているなど、
不審な点があれば利用者に連絡している。
クローン電話に対する使用者側の対抗策としては、
(1)デジタル通話の携帯電話を使う
(2)国際通話登録をはずす
(3)空港近くでは使わない
(4)通話被害、紛失、盗難にあった時はすぐに登録を抹消する
(5)やたらと電話を貸さない
(6)修理に出すときは、メモリーに入っている電話番号を消して、正規の修理店に出す、
などが挙げられる。

携帯電話会社は使用者のパニックを避けるため、クローン電話の数などのデータを公表しないが、その数はかなり多いとされている。
偽造業者は、ハッカーたちがインターネットで公開したクローン電話の作り方を利用しているとも考えられている。
他人の家庭の電話の使い方やタダで通話する方法などもインターネットで公開されているという。


2004年2月20日付け追加情報
携帯電話のメールが盗聴をされている様子と言われる方の中に、メールが自動転送設定になっている方がいます。
ご注意下さい。
なお、御自分の携帯電話の取り扱い説明書なども参照の上チェックして下さい。
御自分の操作ミスで設定になった人もいますが、他の人が僅かの隙に設定をしてメールを盗み見ているケースが多いようです。
なお、PCのメールソフトにも同様の機能を持ってますからPCのメールソフトも合わせてチェックを御願いします。

携帯電話を盗聴器として利用する携帯電話が盗聴器!? デジタル盗聴器もご覧下さい。

2004年6月13日付追加
携帯電話料金高額請求被害者の掲示板
クローン携帯か課金ミスか使用法のあやまりか、原因は分かりませんが、問い合わせのお電話が週に何本かは入ってきます。
ある方は携帯電話会社の対応に泣き、涙ながらに被害者の会みたいな物は作らないんですか?と訴えられました。
いきなり被害者の会は作れませんので、この掲示板で声を集め、力を集められればと思います。

2011年6月21日付追加
現在の携帯電話やスマートフォンの盗聴や情報漏れの脅威はウィルスとスパイウェアが主となっています。
これらの発見と駆除はウィルス対策ソフトで行います。
しかし、携帯電話やスマートフォン用のウィルス対策ソフトは不十分で、強力な対策ソフトの登場を待っている状態です。


引越し先の盗聴盗撮対策 忘れ物の携帯電話が盗聴器?


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